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2020.08.17

人ごとじゃないよ!妊娠糖尿病(1)

日本産婦人科学会によると
高齢出産とは

『35歳以上の〝初産婦〟』

を指します。

日本では、経産婦についての高齢妊娠・出産の定義が
ないんですよね~。(なぜだっ?!)

ということは、わたしは46歳の超高齢妊婦ですが、
初産ではないので、定義上はいわゆる「高齢妊娠」には
属さないのでしょうかね?
(屁理屈^^;)

ちなみに、世界産科婦人科連合では
高齢妊娠・出産を

『初産は35歳以上、経産婦は40歳以上』

と定義しています。
あ、そうなるとやっぱりわたしバリバリの高齢妊娠やん^ ^

高齢妊娠では、
妊婦の年齢そのものが妊娠に与える影響と

歳を重ねるからこそ増加する疾患が
妊娠に合併するという2つの問題があります。

前者は、染色体異常や流産。
後者は、糖尿病や高血圧、子宮筋腫合併妊娠などです。

どっちにしても、40歳以上の高齢妊娠では
さまざまな問題が起きやすく、

結果として、
子宮内胎児発育不全、早産、
前置胎盤、逆子などの胎位異常、常位胎盤早期剥離などの
二次的な問題を誘発するため
緊急帝王切開に至るケースも多いです。

妊娠中、なんとか順調に経過して
重篤な合併症を引き起こさずに済んでも

お産のとき
産道の筋肉の柔軟性が足りなかったり
子宮の筋肉も硬いので、微弱陣痛が起きやすく
分娩が長引きやすくなり、
帝王切開率はやっぱり有意に上がります。

わたしは今、12人目がおなかにいますが、
このようなリスクを抱えている自らの現実を自覚しているので
今までないぐらいに妊娠中の健康管理に気を遣っています。

10人目は39歳での妊娠でした。

助産師の感覚的に
30代と40代を境にして、妊婦に課せられた状況がゴロっと変わり、
40歳以上の高齢妊娠になると
一気にさまざまなリスクが上がるイメージがあって、

39歳だって立派な高齢妊娠なんですけど
まだ気持ちにゆとりがありました。

なので、10人目までは
そこまでシビアに
自分の健康と向き合っていませんでした。

仕事、ちょっとぐらい無理しても
いけるやろーと過信していたし、

睡眠不足でもなんとか気合いで
がんばるわーと思っていたし。

太る過ぎたらあかんな~と思いつつ、
好きなもの食べて
妊娠中の体重増加もそれなりだったし。

それでも何事も起こらず
無事に出産することができたのは
今から思えば『たまたま運が良かった』だけのこと。

11人目妊娠は、42歳だったので
さすがに以前の意識ではいけないという自覚が生まれ

絶対、無理しちゃいけない。
ちょっと贅沢かと思うぐらい、ゆったりとした日々を
送るべし。

ナメとったら、しっぺ返しが来るぞ!!

何度も自分に言い聞かせ、
仕事、食事、睡眠、運動、
体調に意識を向けながら40週間を過ごしました。

そして今回12人目、
さらに年齢を重ね、46歳!!

産科医療従事者の立場から言えば
できればみんなが避けて通りたい、
果てしなくハイリスクな妊娠です。

つわり中の14wぐらいまでは
しんどすぎてろくに自分に向かい合うことは
できませんでしたが

つわりが明けてからは、

すでに
妊娠高血圧を発症している前提で。
妊娠糖尿病に罹ってる前提で。

徹底的に高齢妊娠に向かい合い、
自己管理をしています。
(実際にはどっちも罹ってないんですケドね)

死ぬほど大好きだったパンを強い意志で断ちました。
炭水化物はなるべくやめて
高タンパク、高脂肪食でしっかりカロリーを摂っています。

赤ちゃんにエネルギーを与えるため
カロリー制限は禁忌。
たっぷりの野菜からビタミンミネラルを摂取。

肉などはむしろ積極的に食べます。
制限しているのは糖質だけです。

つまり、
〝ライザップ式食事管理〟を励行しているわけです!(笑)

さらに、鉄剤、葉酸(ビタミンB群)は、
食事からだけでは摂りきれないので
産院に処方してもらい、意図的にサプリメントで補充。

本当に本当に、
こんなにがんばれるって
すごいな~って、我ながら思いますよ。
(体育会系なのでやると決めたらストイック)

おかげで28w現在、
4kg太った食べつわりから3kg戻して
そこから体重は増減なしで推移しています。
つまり、現在体重増加は妊娠前から+1kg前後です。

糖質制限って
こんなに体重って増えないもんなんだなぁと
身をもって感動しています。

かといって、カロリー制限はしてないので
空腹感でひもじい思いもしていません。
(パンは食べたいのかなり我慢してるけどー)

でも、46歳妊娠は、
それぐらい自覚を持ってちょうどいいと思ってます。

若い妊婦さんも含め
妊娠糖尿病の発症率は15%。
妊娠高血圧症候群の発症率は5%ですが

高齢妊娠では、
その数はびっくりするほど跳ね上がります。
そして2つは大きく影響しあっています。

つまり、どちらかを発症させてしまうと、
芋づる式にさまざまな合併症が引き起こされ
えらいことになります。

染色体異常や流産など
妊婦の努力でどうにもできない高齢妊娠ゆえの
問題もたくさんあるなか、

高血圧と糖尿病、この2つに関しては
わたしの意識と努力である程度
防ぐことができるのだから、やれることはしないと!

わたしの不摂生で引き起こされるリスクの重大性を
よく知っているから・・・
家族にも迷惑かけられないしね。

それぐらいの危機感と覚悟を持った
12回目の妊婦生活です。

血圧測定は妊婦健診のたびに行いますが、
血糖値は(糖尿病チェック)は妊娠初期の血液検査で調べます。

さらに、妊娠中期には
妊娠糖尿病のスクリーニング検査があります。

50gの糖分が入った甘い炭酸水を飲んで
1時間後に採血、血糖値を調べます。
(50gグルコースチャレンジテスト)

1時間後の血糖値が140以上だと、
ブブー、アウト~!!

後日、精密検査(75g糖負荷テスト)に回されます。

朝食抜きで採血、空腹時血糖を測定したあと
75gの糖分が入った炭酸水を飲んで
1時間後、2時間後に採血、
細かい血糖値の変化を見ます。

基準値は

空腹時血糖100
1時間値180
2時間値150

この数値以下なら合格ですが、
1項目でも、基準値以上なら、妊娠糖尿病と診断されます。

26w健診の日、
わたしはガッツリ糖質制限中でした。
尿検査、ケトン体3+。

「あら・・かなりケトンが出てるね・・・
年齢のこともあるしね、妊娠糖尿病かな・・・」

助産師さんのつぶやきを聞き逃しませんでしたよ!

事実、

『糖尿病だとケトン体が尿に排出される』

という仕組みがあるため

「・・・HISAKOさん、
50gグルコース、今日やっちゃいましょうか」

妊娠糖尿病のスクリーニング検査を
今日するぞ、と、
声をかけられてしまいました。

おおっと~!
糖質制限中の血糖検査ですかい~!

とんでもない数値を叩き出して

『妊娠糖尿病疑い、75g糖負荷検査へ!』

の構図が容易に想定されるから
イヤやな~

検査するなら
数日前から糖質制限を解除しておかないと
正しい検査結果が出ないんですよね。

甘いもん、炭水化物、好きなだけ食べまくりー♡

の、とっても幸せな下準備期間が
必要なんやけどなー。( ̄◇ ̄;)

妊娠糖尿病を発症しないための
糖質制限食なのに?

なんで検査で引っかかるの?
意味がわからん

と思いますよね。^^;

糖質制限をするとなぜ糖尿病を防げるのか?

糖質制限をするとなぜ尿検査でケトン体が出るのか?

糖質制限中に妊娠糖尿病の検査を受けると
なぜ誤診されるのか?

妊娠糖尿病検査の前に
糖質制限を解除する理由は?

そのあたり、妊娠糖尿病についてのメカニズムを
シリーズ4回シリーズでお伝えしたいと思います!

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