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2020.12.09

第12子の〝かわいさ〟は。

第1子を産んだのは
24歳のときでした。

58時間もかかるお産でしたが
分娩台の上で
はじめてわが子の産声を聞き
胸に抱かせてもらったときの『感動』は
人生で味わったことのない
それはそれは格別なものでした。

「ママのお食事置いてあるけど食べれそう?」

分娩台で放心状態になっているわたしに
助産師さんが、わたしのことを
〝ママ〟って呼んだんです。

ママ・・・・!

そっか、
わたし、ママになったんや・・・!

ママという言葉の響き!

自分が母親になった現実が飲み込めなくて
信じ難くて
照れくさくて

言葉で言い表せないほどの『感動』
そして大きな『戸惑い』を感じたのを
今も憶えています。

「この子を命がけで守っていく責任」

義務感と重圧に支配されて
その不安から逃れるために
とにかく必死で子育てしました。

寝ても覚めても
ずっと気が休まらず臨戦体勢。

子どもを幸せにしたいと言いながら
実はよいママである自分を
世間に認めてもらって安心したいだけ
だったりもして(笑)

赤ちゃんはかわいかったけど
かわいいだけじゃなかったです。

なんにもわからないゼロの状態から
試行錯誤しながら
山の頂上を目指すには
無条件に「かわいい」を噛みしめるゆとりは
ありませんでした。

子どもを持つということには
幸せや嬉しさと同時に
たくさんの責任も生まれます。

健康に気を配ることはもちろん、
経済的なこと、教育のこと、

つい他の子と比べて優劣をつけ
焦ってしまったり、悩むことがいっぱいです。

新米のパパママは
これまで想像していなかったような壁(クライシス)を
いくつも乗り越えながら
本物の『家族』を創っていきます。

初産から22年後の第12子。

「この子を幸せにしたい」

という想いや親としての責任は
22年前のあのときと同じようにあるものの

それがプレッシャーになることは
一切ありません。

ふわふわと穏やかな気持ちだけが
ただ自分の中にあり、
赤ちゃんのかわいさの骨幹を堪能し、

ただ幸せに向かってゆったりと
流れる時間に身をまかせる感じ。

第5子ぐらいまでの「かわいい」と
第6子以降の「かわいい」は
次元が2グレードぐらいアップデートされ

「幸せに」という同じ目標に向かうのでも
絶えず我を忘れてムキになるのか
追い風を受けて流れに乗ることができるのかで
こうも違うのかと思うほどです。

さらに第8子以降は悟りの境地に。

第11子にいたっては
イマジネーション、殿堂入りでした。

そしてよい意味での
「不安」「恐怖」の中
帝王切開で生まれてきた第12子の「かわいい」は
もう、ブラックホールやな!

子どものリズムをつかんでいるかどうかで
先の見通しが立てられるかどうかで
「かわいい」の意味も
「幸せにしたい」の本質も
ずいぶん違ってくるわけです。

なので、12人目へのかわいさは
たぶん番外編の物差しで測る
ちょっと違う立ち位置にあるんだと思います。

第1子の出産後には
「かわいい」と同時に

頼りなく、土台のフラフラした
〝不安定〟な
重圧と不安と感動がありました。

第12子の出産後には
「かわいい」と同時に何があるんだろう?

軸がブレず動じることのない、
とても〝安定した〟
重圧と不安と感動がありました!

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