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2021.05.13

思春期娘たち、子宮頸がんワクチンを接種しました!

中2、ここちゃん
中1、ななちゃん
子宮頸がんのワクチン接種に行ってきました。

定期接種なのですが、
『積極的推奨の中止』のため
自治体からワクチン問診票が届くわけではありません。

行政に電話して、
問診票を送付をとお願いしましたが、

なんと!

「市ではまったく取り扱っていません」

と断られました。

いえいえ、推奨されていないけど
定期接種なんですよ。
ご存知ありません?

食い下がりましたが、

「やってません」

の一点張り。

厚生労働省の見解を理解していただいて、
「送付します」の答えをいただくまでに
1時間ほどやりとりしたでしょうか・・・(^◇^;)

地域の小6~高1女子は
数えきれないほど存在するはずなのに、
行政の対応を見る限り、
子宮頸がんの必要性を正しく理解して
問診票送ってほしいと希望する保護者は
ほぼゼロだということですよね・・・。

行政に、子宮頸がんワクチンの重要性が
周知されていないこととともに
ダブルショックを受けました。

2013年、
6年生~高校1年生女子を対象として
定期接種だった子宮頸がんワクチンは
副反応とされる重篤な症状が相次いで報告され
定期接種になってわずか2ヶ月で
「積極的な接種推奨を中止」となったまま
現在に至ります。

頭痛、めまい、筋肉痛、関節痛、吐き気、腹痛、
蕁麻疹、倦怠感など

これらの症状は、子宮頸がんワクチン以外の
他のワクチンでも同じように起こるものばかりですが

問題視されたのは、
全身の脱力、失神、けいれん、急に歩けなくなる
という症状でした。

子宮頸がんワクチンの副反応と疑われた
患者さんに対し、
多くの医学的検査が行われましたが

ここに炎症がある、組織の損傷がある、など
明らかな所見は見つかりませんでした。

思春期は
些細なことでも心と身体のバランスが取りにくく
痛みや恐怖への感受性が強く、
自律神経が乱れやすい年代です。

血管迷走神経反射といって
ワクチンの針の刺激で急激に血圧が下がる
この年齢特有の生理反応が起きて
失神してしまう、ということもあります。

緊張すると冷や汗や動悸がするように
わたしたちの心と体は
思った以上につながっているので、

その症状が悪化したり慢性化したりするのは
心理的、社会的な支援の有無、
周囲の対応なども大きく影響します。

当時、
大規模な全国疫学調査が複数に行われ
明らかになったのは

「子宮頸がんワクチン接種を
受けても受けなくても
同じような症状は一定の割合で
有意差なく起こる」

つまり

「接種後の症状と子宮頸がんワクチンには
因果関係はない」

他のワクチンが乳幼児期に接種するのに対して
子宮頸がんワクチンは思春期の女子に接種する
という特殊性が影響している
というのが厚生労働省の最終結論でした。

日本を飛び出して世界に目を向けると
WHOでも、

「子宮頸がんワクチンの安全性に
懸念を示すデータはない」

という見解を示しています。

まとめると、

子宮頸がんワクチンの成分が
さまざまな症状を引き起こすのではないけど、
ワクチンに対する不安や恐怖、痛みなど
思春期特有の感受性の強さが引き金になって、
いろんな症状を引き起こす

ということでした。

子宮頸がんワクチンに
がんを予防できる効果があるとしても
命取りになるような副作用のリスクを提示されたら
誰だって接種をためらってしまいますが

それらの懸念は
医学的なエビデンスのもとに
否定されているのが現状です。

なのに、2021年現在も
子宮頸がんワクチンは
『接種の積極的推奨』にされていません。

若い女性たちが本来予防可能な子宮頸がんの
危険にさらされたままになっていることは
いずれ真の被害をもたらす可能性がある
とWHOは警告しています。

子宮頸がんは、
検診だけでも、ワクチン接種だけでも不十分です。
2つが揃ってはじめて意味を成します。
それが2021年現在の世界の見解なんです。

ですが、日本はなんと8年間もの間、
接種推奨は中止、
でも定期接種であることは変わっていない
という、宙ぶらりん状態で
放置されたままになっています・・・。

わたしは職業柄、
妊娠した喜びの中、
妊娠初期の健診で子宮頸がんが見つかり
赤ちゃんも、子宮も
両方を失わなければならない悲しいケースを
いくつも見てきました。

対象年齢の女の子たちは
定期接種で受ける権利を持っています。

日本小児科学会、日本産婦人科学会、
日本ワクチン学会をはじめとした
複数の学会において、
今後、子宮頸がんの積極的接種の推奨を
再開するとしていますが、

そんなの待っていられないので、
ここちゃん、ななちゃんには
先手を打って接種してきたわけです。

中学生や高校生の女の子のママたちは
ぜひ、娘の未来について
真剣に考えてほしいと思います。

予防接種には
メリットデメリットの二面性があるのは確かです。

きちんと理解して、てんびんにかけて、
メリットが多いと思ったなら
ぜひ接種を検討してくださいね!

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