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2021.08.11

育児で悩んでいるあなたへのアドバイス(2)

子どもをほめることは大事とわかっていても
どんなときに、どのようにほめたらいいのか
考えれば考えるほどわからなくなってきます。

ペアレントトレーニングの考え方では
ほめるときには100%できてからではなく
25%ぐらいできたところで
どんどんほめていくのがよいとされています。

子どもは未熟ゆえに、集中力にも乏しいので
どんな子でも「好ましい行動」を
最後までやりきれず中途半端に終わってしまう
ことのほうが多いと思います。

全部できてからほめよう!と
タイミングを伺っていたら

・・・あれ?
ほめるタイミング失った・・・

になってしまうので、
「好ましい行動」が見られ始めた時点から
どんどんほめて、おだててその気にさせて
少しでも長く「好ましい行動」が持続できるように
仕向けていきます。

ななちゃんが、朝
「あ~学校めんどくさい!
行きたくないー」
と愚痴を言いながらもパジャマを脱ぎ始めたら

「わかる~行きたくないよねー
行きたくないのに制服着替えようとしてる人がいる!」

明るい声と表情で
簡潔に「制服に着替える行動」をほめます。

「えらいね」というような抽象的なほめ方だと
自閉症スペクトラムの彼女には
「何がえらいの?」と
伝わらないこともあるので、

「制服に着替えるんだね!」というように
ママが具体的にどの行動をほめたいと思っているかを
伝えるのがコツだと思っています。

着替え終わったら
笑顔でGood job!のハイタッチ。

ななは、どちらかというと
言葉でおおげさにほめられるのが苦手なタイプなので
あえて無言でのハイタッチや
amazing!のハンドサインという手法で
「すばらしい!」を伝えます。

どんなふうにほめられるのが嬉しいかは
その子によって違うので
よく観察して、子どもが喜ぶ方法を
見つけてくださいね。

ちなみにほめられたときの
喜びの表現方法もその子によって違いますよ。

ななは、ストレートにうれしさを表現しません。
ですが、キラリと目つきが変わります。
とても微妙な変化なんですが
嬉しそうな目をします。

定型発達児、小学2年生ののちゃんは、
小っ恥ずかしくくなるような
ストレートなオーバーアクションつき、
ファンタジーミュージカル仕立てのド派手なほめ方を好みます。

少女漫画の瞳のようなキラキラテンションで
「手伝ってもらってありがとう♡」
お礼を言うと、

「うん!いつでも言って!
のんのんいつでも手伝うから!」

嬉しいときの表現も
単純でわかりやすい。(笑)

具体的にどんな行動を
どんなふうにほめたか、
そのときの子どもの反応はどうだったのか
振り返りをくりかえすことで
観察が上手になって
だんだんほめることが楽しくなり
ほめる回数も増えていきます。

基本的に子育ては難しく考えず
直感で行えばいいと思っていますが
関わり方のちょっとしたコツさえつかめば
どんどん効率良くスキルアップします。

コツを知らないまま
「子どもとうまく関われない〜!」って
苛立っていたママが
ペアレントトレーニングの考え方を取り入れると
親子の噛み合わない歯車さえも
ミッションクリアに向かって
ゲーム感覚で楽しめるようになってくるから不思議です。

なのでまずはうまくできなくても
失敗してもいいので

『好ましい行動』→ほめる!

楽しむつもりで数をこなしていくことから
始めればいいと思います。

とはいえやっぱり
ほめること以上にめっちゃ難しいのは
好ましくない行動に一切触れず
何も言わずにスルーする、いうスキルでしょう。

声に出してダメ出ししなくても
無意識にイライラしている表情を出してしまったり
ため息をついてしまったり、
眉間にしわを寄せたりすると
否定的な態度は敏感な子どもに
簡単に見破られてしまうことになるので

子どもから視線を外して
家事に没頭するとか、
イヤホンで音楽を聴くとか工夫して

見て見ぬふり、聞こえないふりを
決め込まなくちゃいけません。

スルーの効果。
黙って待ってあげると子どもは意外と早く
自分で切り替えて
好ましい行動で動き出せたりします。

好ましくない行動には基本的にスルーですが、
ときに危険な行動や社会生活で絶対
認められない行動(許しがたい行動)を
したときは

静かな場所に連れていき、
クールダウンさせることで

「ここまではギリOKだけど、ここからはOUT!」

していいこととダメなことの境界を伝え、
自らの行動をコントロールするチャンスを与えます。

機嫌のいい、気持ちが安定しているときに
あらかじめ、

「きょうだいや友達に手を出して
ななが感情を止められないとママが判断したときは
むりやりでも引き離して静かな環境に連れていくからね。
OKね?」

決まり事を本人と一緒に
再確認しておくことが大事です。

ななの場合、
他害という「許しがたい行動」が
ときどき見られるのですが、

どこまでを「好ましくない行動」と
判断してスルーし、
どこまでを「許しがたい行動」と判断して
静かな場所に連れて行くかは
ぶっちゃけ・・・いつも迷います。

アウトー!と判断して
無理にでも環境を変える措置に出る場合にも

その「許しがたい行動」を
最終的に発動せざるを得なかった
ストーリー(過程)に着目し、
その中からほめられる点を片っ端から探しまくることを
意識します。

ななのおかげで
わたしの子育てスキルは圧倒的に向上しました。

発達障害児の子育て。
たいへんだけど刺激的でおもしろい。

ペアレントトレーニングの理論や
方法論さえ知っていれば
あとはやればやるだけ結果となって
表れるのですから
やりがいと達成感しかないです!

わたしの子育てスキルが上がれば上がるほど
ななの笑顔は日々確実に増えて
親子の会話も増えています♪

そして彼女のおかげで
ほかのさまざまな個性を持つ子どもたちとの関わりも
柔軟に対応できるようになり

子育て、よゆうのよっちゃんだ!!笑

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