HISAKOブログHISAKOブログ
2022.02.24

11人に1人が発症【パパの産後うつ】

まさか自分が・・・!
まったく予測もしていなかったことが起こる、
それが妊娠出産、子育てというものです。

『産後うつ』は社会問題にもなっているので
産後入院中、1ヶ月健診、新生児訪問、乳幼児集団健診と
あらゆる場面で『産後うつチェックリスト』が
活用され、早期発見、早期治療に貢献しています。

実際に「産後うつです」と診断を受けたママは
つらかったですよね。

うつと診断されないまでも、
赤ちゃんとの毎日に悶々、鬱々として
「これってヤバいんじゃないの?」
と不安になったママも
多いのではないでしょうか。

子育ては本当に
思い通りにいかないことばかりです。

寝てほしいときに寝てくれない。
ミルクが足りてるのか、
なんで泣いてるのか、
ちゃんと言ってよ、わからないよ!

泣きたいのはこっちですよね。

頭の中は大混乱中なのに
ママなんだからうまくやらなくちゃと
自分に鞭打ってしまう。

もう限界、休ませて!
ってときにも、
赤ちゃん側からはなんの配慮もありません。

出産という大仕事を終えたばかりの
回復途中にある身体、
新しい環境に適応しようとする心、

ホルモンの変化も加わって
自分が自分でないような状態のママに
24時間待ったナシの子育てが
容赦なく、のしかかってきます。

連日の睡眠不足で思考回路は停止。
これでつらくならないわけがありません。

わたしは12人産みましたが、
産後は毎回つらかったです。

生理的なマタニティーブルーズから、
病的な産後うつに
このまま移行するんじゃないか?

昨年、第12子の産後は
かなり危機的なものを感じ焦りました。

何に対して
こんなに気持ちが不安定に
なっているのかわからない。

漠然とした不安感、落ち込み。
心が壊れそう・・・

これだけ経験を積んでも
このザマです。^^;

なので、第1子の子育てが始まったばかりの
新米ママがつらいのは当たり前のことです。

もう全然、笑顔でいなくちゃとか
がんばらなくちゃとか思わなくていい!

そして、わたしが12人目の産後に
ヤバかったように

何人目でも、どんなに恵まれた環境のママでも
産後うつにかかることがある
ということも頭に置いといてほしいと
思います。

「なんかちょっと変かも・・・」
と感じたときは
迷わず誰かに話してほしいし、
精神科を受診してほしいです。

産後うつの症状、
ママの場合は

本来好きなことさえやる気がなくなる。
何をしていても楽しくない。
ごはんも作れなくなるし、
抱っこもできなくなる。
そのうち、こんな子いらない
と思ったり、
赤ちゃんを置いて死んでしまおうかなと
本気で考えたりします。

そんなことを考えてしまうからといって
ママ失格とか、母性がないとか、愛がないとか
そういう話ではなくて

産後うつという病気にかかったら
起こってしまうものなんです。
決して、ママの人格の問題ではありません。

期間はだいたい
一番しんどい産後3ヶ月ぐらいまでが
多いです。

ママと同じように
パパも産後うつになる人が増えてきています。

パパの産後うつは
どんな症状が出るのでしょう。

やる気スイッチがOFFになる、
赤ちゃんがかわいく思えなくなるなどは
ママと同じなのですが

パパの場合は
さらに症状が多くなります。

怒り、苛立ち。
衝動的に怒鳴ってしまったり、
不必要に活動的になることがあります。

期間もママとズレがあります。
パパの場合はママより少し遅れて
産後3ヶ月から6ヶ月の間に発症することが
多いです。

なぜ、パパが
産後うつになっちゃうんでしょうか。

育児に協力的なパパが増え
ママ同様に
「パパだからこうでなくてはいけない」
という思い込みから発症することが
多いと言われています。

「自分はママと同じぐらいがんばって
育児に参加するべき」

「自分は家族の前で
弱音を吐くべきではない」

妻のことも、子どものことも
一家の大黒柱である自分が
守り抜いていかなくてはならないという
重圧って、いかほどでしょうね。

また、同時に就職した2人がいたとして
相手はバリバリ仕事をこなしていて
自分はダメダメだったら
落ち込むのと同じような発想で

「ママより子どものあやし方が下手な
自分はダメなパパだ」

仕事も友達も妻も
どんどん変わっていく・・・。

パパはその変化についていけず、
なんだか自分だけ置いていかれているような
気持ちになり焦ってしまうということも
あるようです。

あとは、産後うつになったママの影響を
ダイレクトに受けてしまうことも。

さて、ここからが大事なところです。

パパの産後うつの問題点は、
理解されにくい!

「男やねんからしっかりしろよ」
と一喝されちゃったり

本人も
「俺は男やから産後うつなんかなるわけない」
と気づかないパターンもあります。

なので、けっこう症状が重くなってから
受診ということも多いんです。

男が泣いたら恥ずかしいとか
思わないでほしいです。

赤ちゃんにしても、ママにしても
「え?なんでそこで泣く?」
ということで泣きますよね。
パパだって突然泣き出したっていいんですよ。

「俺、今ちょっとつらいですー!」
って言える環境づくりは
ちゃんとしておいたほうがいいと思います。

それが無理なら、
わたしにコメントや手紙をちょうだい!
少なくとも話を聞くことぐらいはできますから!^ ^

パパの産後うつを減らすためには
どうすればいいでしょうか。

対処法は3つ!

1つめ。
まずパパも産後うつになるということを知ること。

その知識があれば、
例えば職場で子どもが生まれたばかりの同僚が
ミスが多くなったり
注意力がなくなったりしたときに
「何やってるんだ!」って批判するんじゃなく
「もしかして産後うつでは?」
気づいてあげることもできるかもしれません。

2つめ。
そうやって本人も周囲でも、
早めに気づくことで
うつの初期段階で受診すること。

「こんな程度で病院なんて」
「他にもっとつらい人がいる」
とか思わないこと。

本人がつらいなら、程度なんか関係ない!
すぐに病院に駆け込んだらいいんです。

3つめ。
みんなの問題として考えること。
ママの産後うつも、ママだけの問題ではないし、
パパの産後うつも、パパだけの問題では
ありません。

夫婦で、家族で
一緒に乗り越えていこうっていう姿勢で
治していくことが大事です。

・・・でも、
子育てでいっぱいいっぱいなのに
どうやって一緒に乗り越えればいいの?

あとは、保健師さんや
産後のケア施設、わたしみたいな助産師、
いろんなところにパパの味方はいますよ!

子育ては、夫婦だけじゃなくて
地域全体でしていくものなので
家庭内で全部解決しようと思わずに
バンバン周りを頼ってほしいと
思います!

【本日の動画♪】

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: hisakohome_notice-1024x1024.jpg

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: babubabu_notice-2-1024x1024.jpg


一覧に戻る

人気記事

2022.11.30

いつまで続く?子どもの〝こだわり〟

2022.11.12

【大切なお知らせ】15年間続けてきた来院診察を終了します

2022.11.29

テレビのスタジオ収録

2022.11.25

自分の力でお小遣いを稼ぐ方法

2022.11.21

愛知出張3連発!