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2022.09.14

パンツとおむつの併用はよくないの?

トイレトレーニング中の3歳8ヶ月児。
幼稚園ではパンツで過ごせているけど
家では頑としておむつを履きたがるそうです。

ママは本人の気持ちを尊重し、
園ではパンツ、家ではおむつ
併用しながら

いつかは完全パンツになる日が来る!と
焦らず急がず
関わっておられました。

ある日、とある本に

『パンツとおむつの併用はよくない』

と書いてあるのを目にしてしまいました。

間違った方法をやってしまった・・・と
ママは一気に自信をなくされてしまいました。

さて。

トイレトレーニング中の、
おむつとパンツの併用はなぜいけないのでしょうか。

知識不足でわたしには
その理由がわからなかったので
ざっくり本の内容を確認、分析してみました。

【本の一節その1】

『焦ったり叱ったりしても
おむつが取れるわけではありません。
まずママがゆったりと構えることから
始めましょう』

はい!同感です!!

【本の一節その2】

『排泄は自然で生理的なもの。
健康的なことであって否定的なものではない』

そうですそうです!
同感です!!

【本の一節その3】

『排泄習慣は自然にできあがるものではない。
大人が習慣づけを手伝う必要がある』

ん?
・・・そうなのかな。

わたしは、
パパママがトイレで排泄する姿を見ながら
子どもも時期が来れば自然に
トイレに行くようになると思っています。

【その1】に書いてあった
『ママがゆったり構えることが大事』
って、そういうことなんじゃないかと
思うのですが・・・。

そもそも、子どもの発達は一律ではありません。
早い子なら2歳半ぐらいで
トイレで排泄できる発達段階になるでしょう。

でも、3歳すぎても
その段階ではない子だってたくさんいます。

発達のスピードには個人差があるのに
まだ能力が伴わないのに
いくら焦って大人が習慣づけようと
がんばったところで
進むものも進みません。

【本の一節その4】

『いったんパンツを体験した子どもに選ばせると
快適さからも動きやすさからもパンツを選びます。
おむつの中ではなくトイレですることを
自分で選び取るようになるものです』

う~ん・・・
この一節もモヤモヤします。

果たしておむつは
パンツに比べて不快なものなのでしょうか。

子どもにとってうんちやおしっこは
汚いものではなく
むしろ自分の身体から出た一体感のあるもので
愛着があるものです。

小さな子どもは自分の一部が身体から
離れることに大きな不安感を持つので

おむつが排泄物を受け止めてくれる状況は
心理的にとても安心できるのです。

なので、トイレに行って排泄することと
おむつの中で排泄することの
快適さや安心感を比較したら
パンツのほうが快適だと思うのはあくまで大人の感覚であって
幼い子どもにそれが通用するかというと
一概に言えないと思います。

パンツだろうとおむつだろうと
食べて排泄することは生きている証拠!
排泄できることそのものに
感謝の気持ちを持ちたいですよね。

【本の一節その5】

『1歳3ヶ月前後には
自分の意思で歩いてトイレに行くことが可能になり
おしっこを1時間ぐらい溜められるぐらい
膀胱が発達する。
この時期になったらおむつをやめて
トレーニングパンツなどに移行するとよい』

う~ん・・・

早めにトイレトレーニングを開始した場合、
排泄自立時期が1歳半~2歳前後と
早まることが立証されているのは医学的に事実です。

ただ、それがいいことなのか?
という視点で考えると

トイレトレーニングをしなかったら
子どもの社会性や協調性が育たない
わけではないですし

早くても遅くても
その後の人生に何か支障をきたすわけじゃないので
所詮、そんなの
どうでもいいことなのかなと思っています。笑

医学的には

膀胱や脳が発達して
ある程度おしっこが溜まる感覚がわかるようになり
なおかつ、溜まったおしっこを
出す感覚がわかるようになること。

この2つの条件が整って
ようやくおむつが外れるというエビデンスがあります。 

さぁここからが本題!!

【本の一節その6】

『紙おむつとパンツは併用しない。
その理由は、紙だと濡れたことがわかりにくく
気持ちいいいか悪いかが
はっきり感じられないから』

なるほど・・・
そのような主張なわけですね。
ほうほう。( ̄▽ ̄)

「気持ち悪い」を子どもに自覚させることが
排泄の自立を促すという考え方は
ときどき聞きますが

おむつが濡れていても
不快を教えてくれない子は
たくさんいますよね。

大人基準で「濡れて気持ち悪い」はずなのに
「出てない!」と意地でも認めず
ボトボトのおむつやトレパンを
替えさせてくれない子がいます。

発達段階が達していないと
濡れても気持ち悪くないわけで、
気持ち悪いに違いない、という大人の決めつけは
子どもからすりゃ余計なお世話かも
しれません。

トレーニングパンツの存在目的は
おしっこが出ると幾重もの布の層が
外に水分を漏らさず
肌に触れている面だけがビチャビチャになって
「濡れて気持ち悪い」ことを
子どもに自覚させること。

ですが

濡れて気持ち悪い感覚を味わうことで
排泄の自立が進むわけではないということが
泌尿器科分野では立証されています。

つまり、
「濡れて気持ち悪い」→排泄の自立

ではなくて

「膀胱に溜まっている。おしっこが出そう」
→排泄の自立

なのです!

濡れる感覚で排泄の発達が促されるわけじゃ
ないからこそ、

トレーニングパンツは不要だし
おむつとパンツを併用しようがしまいが
待っていれば、外れるときはサクッと外れます!

子育ての方法には
さまざまな理論があります。

医学的なエビデンスに基づいた理論もあれば
昔からの生きる知恵、という観点からの理論もあり

国が異なれば、赤が青にもなり得るので
混乱してしまいますが

どの側面から子育てを捉えるかによって
方法が180度変わってくる、ということは
よくあります。

どちらが正しくてどちらが間違っている
というのはないと思いますが

ママがさまざまな理論に追い詰められ
無理をしないように

完璧を求めず
ゆるりと自分なりに楽しんで
子どもに向かい合えたらいいなぁと思います。

個人的には、

トイレトレーニング期の
パンツとおむつの併用はありでしょ~~~♡

と思っていますが
いかがなもんでしょうねー(^ ^)

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