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2022.08.30

子どもの不登校、親は何もしなくて大丈夫!

「これだけ子どもがいたら
きっと出来のいい子、こじらせちゃう子、
いろんなタイプの子が育つと思うわ〜笑」

ママ歴10年そこそこ、
30代の半ばまで
一番上の子がまだ小学生ぐらいだった頃
軽いノリでわたしはよく
こんな話をよくしていました。

出来がいいとは何をもっていうのか?
こじらせるとは?

その深い意味に気づいてもいないまま
若かりし未熟なわたしは
余裕をブッこいていたんです。(^◇^;)

ですが、子どもたちが成長し、
続々と思春期を迎え始めると
昔、軽い冗談みたいなノリで
笑いながら語っていたことが
リアルに起こり始め

刺激があって楽しいどころか
胃に穴が開くぐらい悩み、
とてもじゃないけど
笑い話になんかできなくなっていきました。

「いろんな子がいるのが子だくさんの醍醐味!
いろんな育ち方する子がいたほうが
刺激的できっと楽しいと思う〜♪」

・・・なんて、
子育てのなんぞやも知らずに
ノーテンキなことほざいてた自分を
ぶん殴りたい気持ちになります。(⌒-⌒; )

いろんな育ち方・・
それぞれ違う仕上がりになるのは当然ですが

子どもの不登校。
いやほんと、経験してみると
笑い事じゃないですよ!

今だからわかるけど、
これは育て方や家庭環境の問題だけではなく
複雑に絡み合ったさまざまな原因が
そうさせるのであって、

どんなに明るい家庭の子であっても
どんなに優秀な親であっても
不特定の、すべての子どもに起こり得る
社会適合障害なので
必ずしもママのせいではないんだけど

それがわかっていたとしても
やっぱりキツイもんはキツイし、
ママは自分のせいだと思い悩みます。

昔のわたしは
うちの子に限って不登校とか
メンタル疾患とか絶対無縁に育つ
という根拠なき自信があったんです。

無知というのは恐ろしいことです。

あの当時を回想すると
今でも胃が痛くなります。

うちの子が不登校になったのは
中学1年生のときでした。

部活の友達関係、パパママの関係に悩み
とうとう緊張の糸が
プツンと切れてしまいました。

昼夜逆転し、お風呂も入らず
ごはんも食べない日もあり
自室で引きこもるようになりました。

不登校で昼夜逆転するというのは
よくある話ですが

後に聞くと
朝は世の中が動き出す時間なのに
流れに乗れない自分が耐え難く
目をつぶりたくなったそうです。

その時間を、無でやり過ごすために
自分の心を守るため
意図的に昼夜逆転になったわけです。

そりゃそうですよね・・・。
不登校になりたくてなってるわけじゃなく
もっとも苦しいのは本人のはず。
同級生が楽しそうに登校する姿や声を
平気で受け入れられるぐらいなら
不登校になどならないでしょう。

ご飯を食べない日があったのは、
学校へ行けない自分、
何もしていない自分が許せない
という思いもあったそうです。

ぽっちゃりだった体が
どんどんスマートになっていき

ちょうどいいからこのまま
ダイエットしようと
不健康で歪んだ思考回路になっていったそう。

わたしは母親として

学校には行けなくても
せめて規則正しい生活だけは!

なんとか改善させようと
必死に試みました。

起こしても起きないのがわかってるのに
毎朝しつこく起こしたり

学校からのお便りや宿題を
部屋に持っていっては
やらないのわかっているのに
できる範囲だけでもがんばってみてはどうかと
頻繁に圧力をかけたり・・・

でも、ママが意気込んで
がんばっている間は何一つ、
さっぱりうまくいきませんでした。

だんだん、わたしも疲れてきて
特別なことは何もせず
ただ見守るようになりました。

ときどきリビングに出てきて
趣味の話をする子どもに
へ〜そうなんやーと聴くだけ。

お風呂に入ったら?も
言わないようにしました。

・・・というか正確には
言うのもめんどくさくなって
どうでもよくなって放置になってしまいました。

次第に痩せていく姿に
生きた心地がしませんでしたが
食事することも無理強いしませんでした。

精神科の先生いわく
お母さんがすべてを受け入れてあげること
ありのままの子どもの存在を認めてあげること
が大事だと。

実際には疲れ果ててしまい
もう好きにしろ、どうにでもなれ・・・な
気持ちだったりしましたが、

一方で、本当に昼夜逆転していて
大丈夫なのか・・・
このまま引きこもりになってしまうのではないかと
本当に不安でした。

乗り越えた今、
言えること。

結論からいうと、
一時的な不登校も、
昼夜逆転も大丈夫です!

むしろ不登校になっていて
昼夜逆転になっていない場合のほうが
どこかで無理をしている可能性が高く
かえって心配な状況だと思います。

いったん社会から距離を置きたいという
気持ちになったときには
命を守ること以外はすべて
どうでもよくなるんですよね。

つまり子どもにとって
エネルギーの消費量が最小限で済むような
生活スタイルに変化するわけです。

昼夜逆転には
自分の命を守るという働きがあるので
声かけや対応は何もいらず
親は後ろから見守るだけでいいんです。

昼夜逆転ひとつとっても
その背景には子どもなりの理由が
それぞれあります。

親がよかれと思って
必死になって昼夜逆転を直そうと
あがいている間は
状況はなんら変わらず
むしろ逆効果なだけです。

親も苦しいけど
一番苦しんでいるのは、子ども本人だから。

不登校児を育てるママとして数年、
辛くて苦しいトンネルの中で
必死にもがいていましたが
陽は射すものですね。

あんなに苦しんだのが嘘のように
今、子どもは立派に自立し
社会でキラキラしながら活躍しています。

今でこそ、
あの経験は子どもにとっても親にとっても
その後の人生の糧になっていて
それはそれでいい経験をさせてもらったと
思っています。

思春期の不登校、昼夜逆転は
ママがその状況を大きな器で
受け止め認めさえすれば
その後の引きこもりには直結しないのです!
(そのような研究結果も存在します)

でも、

もう一度やる?

と聞かれたら、
答えはNOですね~。(⌒-⌒; )

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