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2022.08.18

Rh血液型不適合妊娠って?

妊娠7ヶ月の妊婦です。
血液型不適合妊娠について教えてほしいです。
RH-とはそんなに珍しいことなのですか?

↓↓↓

ママと赤ちゃんの血液型は
必ずしも同じとは限りません。

血液型には
A・B・O・AB型と
Rh(+・-)があります。

例えば同じA型でも、
Rh-の人にRh+の血液を輸血すると
身体が「異物が入ってきた!」と判断し
拒絶反応が起きてしまいます。

つまり、血液型不適合妊娠とは、
赤ちゃんの血液を母体が異物とみなして
攻撃してしまうことをいいます。

日本人でRh-の人は200人に1人ぐらいなので
やっぱり珍しいですよね。
(欧米人はもっと多い)

ママがRh-、パパがRh+の場合、
赤ちゃんはほとんどがRh+になります。

お産のときに胎盤が剥がれて、
赤ちゃんの血液が少しだけ
母体の血液中に入り込みますが
Rh-の女性がはじめて妊娠した赤ちゃんがRh+だと

「変なものが入ってきたぞ!」

ママの体の中で赤ちゃんの赤血球を攻撃する
タンパク質(Rh抗体)が作られます。

でももう出産は終わっているわけなので
Rh抗体ができてしまったとしても
生まれた赤ちゃんに影響はありませんよね。

問題は2人目妊娠のときです。

1人目出産時に作られてしまったRh抗体が
胎盤を通して胎児に移行します。

パパママ2人ともRh−だと
赤ちゃんもRh−になるので問題なし。

ママがRh+でパパがRH−の場合は、
赤ちゃんはRh+を受け継ぎます。

でも、ママが−でパパは+の場合も
赤ちゃんはやっぱりRh+を受け継ぎます。

すると、赤ちゃんとママのRh式が
異なるわけです。

自分と違うRh+を持つ胎児を異物と判断して
母体は胎児の赤血球を破壊してしまい
流産、早産、死産のリスクが増えます。

満期産までいけたとしても
赤ちゃんはRh抗体に赤血球を破壊されて
重度の貧血になっています。

赤血球が破壊されるときには
ビリルビンという黄色の色素が作られますが

大量の赤血球が破壊されると
ビリルビンが皮膚などの組織に蓄積して
生まれて数時間で
Rh式血液型不適合妊娠による
重度の黄疸が起きます。
放置すると脳に障害を起こします。

Rh抗体が作られるのはたいてい
出産時ですが、
妊娠中は出血するときもあるし、
羊水検査などが行われることもあります。

つまり、妊娠期間を通して
Rh抗体が作られてしまう可能性はあるので

Rh式血液型不適合妊娠のときは
妊娠28w頃と、
第一子出産後72時間以内、
中絶や流産のとき

胎児の血液が母体の血流に入ったかも
しれないときにRh抗体を作らないように
追加の注射をします。

Rh不適合妊娠は
治療されなかった場合が怖いのであって

ちゃんと妊婦健診を受けていて
ママがRh-であるとわかっていれば
最適なときに注射してもらえるので
第1子ちゃんも、第2子ちゃんも、
赤血球が破壊されるリスクは0,1%まで下がるという
統計学的数字があります。

なので心配しなくて大丈夫!

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