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2022.07.27

『夢』はなんと読むのでしょう?

ちょうど1年ぐらい前、
小学3年生の第9子、ふうたと
買い物に行ったときのこと。

スーパーの入り口で
ふうたが突然、目をまんまるにして

「ママ!!ヤバい!
ふーちゃん知らんかった!

『夢』って、
『いっぱい』って読む場合もあるねんな!
学校でまだ習ってないから知らんかった!」

はぁ?

ふうたが何を言ってるのか
さっぱり理解できず。

スーパーの入り口の宝くじ屋さんの
垂れ幕を指差して

「ほら、これやん!
ママ知ってた??」

どうやら
『夢』の横にある『いっぱい』の文字を
『夢』のふりがなだと勘違いしたらしいです。

ここ最近で一番ウケました~!( ^ω^ )

時として、
子どもはわたしたちの想像を超えるものを
生み出しますよね。

常識や固定概念にしばられないからこその
自由な発想に驚かされ、
無限の可能性を感じてしまいます。

歌詞やマンガ、
学生が使う独特な漢字の読み方などなど
意識して観察してみると
いたるところで無数の当て字が使われています。

『秋桜』と書いて、『コスモス』とか
『本気』と書いて、『マジ』とか。
人名だと、『宇宙』と書いて『そら』とか。

キラキラネームに関しては
賛否両論ではありますが、

日本人は当て字が好きなんだそうです。
図形として漢字をとらえると
かわいい!と感じる字がたくさんありますよね。

感性豊かで、情緒的で
独特なニュアンスを持っている日本語は
とても難しい!

おなかが痛いを表現するにも

ちくちく痛い
ジンジン痛い
じわじわ痛い
キューっと痛い

などなど、たくさんの表現が
あります。

星がキラキラ、は
落ち着いた美しさを感じるけど、

星がピカピカ、は
キラキラより激しく光っている印象を受けます。

日本人が当て字が好きなのは、
漢字にもそういう微妙なニュアンスを
込めようとしているのかもしれません。

ネットでこんなおもしろい例を見つけました。
ある女子大生は『躾』(しつけ)を、
『エステ』と読んだそうです。

な~る~ほ~ど~
座布団1枚!

確かに
『身』を『美』に魅せるということなら、
『しつけ』よりも『エステ』と読んだほうが
今らしさが出てますね!

正しい漢字、正しい読み方は、
調べればすぐ出てきます。

子どもの考える力を育てるための
カギになるのは、好奇心にほかなりません。

知ることが楽しい!という状態になった子は
勝手に知識をどんどん吸収していくので

ときに、漢字の正しい読み方、
正解に振り回されるのではなくて
何か伝えたいことを自由な発想で
むりやりな読み方に変えちゃうことは、
斬新でおもしろい遊びであり、
学びでもあると思います。

うちの中学生はよくLINEで
「www」と打ってきます。

笑→wara→w

笑えることを、wで表現する
若者語ですね。

wの数が多いほど、笑いのレベルが高い。
そして草が連なっているようにも見えることから
「草」と表現することも。
(説明しなくてもみんな知ってるか(^◇^;))

先日、15歳女子とのライン会話で
わたしも負けずと「草」と返信したら

「ヤバ!
ママ、草とか知ってんの!」

と思いっきりバカにされました・・・(T . T)

宝くじ屋さんは、『夢』という漢字を
『いっぱい』と読ませかったわけではなく

『夢いっぱい』の短いフレーズを、
『夢』のふりがなのように
『いっぱい』を小さくデザインしちゃっただけの
ことなんですけど

3年生男子の勘違いは
ある意味、素敵な発想だと思います。

だって、夢はいっぱいあったほうがいいに
決まってますからね~。

『夢』は、『いっぱい』とは読まない
という残念な事実はあえて伝えず

「ええ~?
それはママも知らんかった!
帰って調べて教えて!」

というところで、とどめておきました。

ふうたは
さっそく自分のタブレットで検索しましたが

「う~ん・・・おかしいなぁ・・・?
ゆめ、ム、ボウ・・・
『いっぱい』は書いてへん・・・」

ほんとは、知的好奇心が高まって
ふうたが自分で調べたときに
「どういうことがわかった?」と
関わってあげられたらよかったのですが

わたし、テキトーなので^^;
そんなことすっかり忘れて時は流れ(あかんやん)

先日、1年ぶりに
同じスーパーに行ったときに、

「あ~わかった!
『夢いっぱい』やん、これー!
ふりがなじゃないわ!」

4年生になって
頭がよくなった模様。笑

意識していないと見落としてしまう、
日常で使われる文字のおもしろさ。
1年越しで解決。

宝くじ屋さんの『夢いっぱい』の
垂れ幕を見るたびに、

日本の未来は明るい!

と思ってしまいます。笑

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