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2022.07.14

妊娠中のカフェイン摂取で子どもが発達障害?

妊娠中のカフェイン摂取で子どもが発達障害?

妊娠中のカフェイン。
多くの妊婦さんが
気になるところだと思います。

ネットで検索すると多くの記事で
「1日200~300mgまでのカフェインなら問題ない」
と書いてあるので

ある臨月の妊婦さんは
許容範囲を意識しながら
1日2~3杯のカフェラテや
緑茶を楽しんでいたそうです。

ですが、最近、

『妊娠中のカフェインは摂取した量にかかわらず
子どもが将来、発達障害になる可能性がある』

という記事を見つけ
急に不安になったそうです。

発達障害の子が生まれることが嫌なのではなく
自分のせいで発達障害の子が
生まれるのが怖い・・・
わたしがカフェラテを飲まなければ
そんな子にならなくても済んだのではないかと
まだ決まってもいない未来に
とても不安を感じています。

もう時間は巻き戻せないことはわかっていますが、
出産したくない、
産んで預けたい、
生まれてもずっと発達障害を疑って
育てていくのが辛い・・・

と話してくださいました。

妊娠中のコーヒー摂取が
生まれた子どもの成長後の問題行動に
つながる可能性があることを示唆する
研究結果は、2021年「Neuropharmacology」
というアメリカの専門誌に掲載されています。

子どもの脳のMRI検査をしてみると
実際にママの胎内で
カフェインに暴露された子どもの多くで
脳画像にわずかな変化が認められたとのことです。

この極めて小さな変化は
子どもの注意力の欠如や
多動などの問題行動と関係する可能性があり

当研究では
摂取量を問わず、妊娠中のカフェインを摂取すると
生まれた子どもがその後、
行動面で問題を抱える可能性が
高まることが示されています。

ですが、その一方で
すべての子どもに意味のある影響が
現れるわけではないだろうことや、
妊娠中のカフェイン摂取によって
子どもの知能や思考力への影響はないことも
示されています。

また、2016年 BMJ open誌では、
妊娠中のカフェイン摂取とその子どもが
11歳時のADHD(発達障害)との
関連は認められなかったと発表しているんです。

両論文の結論は、
なんとなく逆のことが書いてあって
結局、どっちなんー?(^◇^;)

つまり、発達障害をはじめとする
子どもの行動上の問題は
〝多くのリスク因子〟が複雑に絡み合って出現するわけで

ただ単純に、
妊娠中にコーヒーを飲んでいたことだけが原因で
起こるということではありませんよ
ということなんじゃないかと思います。

〝多くのリスク因子〟とは
例えば、家族歴や社会経済的な要因など。

そこへ妊娠中のカフェイン摂取が重なったときに
なんらかの問題が誘発される可能性は
0%とは言えない

という解釈です。

医学の世界では100%大丈夫、
はありえないので、
どうしてもこういう表現になるのかな~と
思ったりしています。

カフェインは胎盤を通過し、
血管を収縮させる作用があり
胎盤への血流を阻害することは明らかにされているので

流産や早産、低出生体重児のリスクを下げるため
妊婦はカフェイン摂取を控えるべきだとの
指導が一般的に行われています。

ですが、妊娠中のカフェイン摂取が
生まれたあとの長期で見た
子どもへの影響を示す研究は
あまり存在しないのが実際のところです。

つまり、胎児の脳に影響を与えるプロセスや
妊娠中のどの時期での摂取が
とくによくないのかなどは
まだ解明されていません。

カフェインの胎児への影響は
まだ確定していない、としながらも
WHOは、妊婦に対し、
コーヒーなら1日3~4杯まで
(カフェイン300mg)にすることを呼びかけています。

また、イギリス食品基準庁は、
カフェイン過剰摂取による、低体重出生児の出生は
将来の健康リスクが高くなる
可能性にもつながるとして、
1日2杯まで(カフェイン200mg)に
制限するように求めています。

コーヒーのほかにも、
緑茶、紅茶、烏龍茶、ココア、チョコレート
栄養ドリンクなどにも含まれ、
錠剤のお薬にも含まれていたりするカフェインは

心も体もリラックス、覚醒作用や胃酸分泌促進、
利尿作用、基礎代謝の増加など
いいこともたくさんあるんですよね!

発達障害の後天的リスク因子は
そもそも星の数ほどあります。

そして根本的には
先天的な脳の機能障害なので
誰が何を努力したところで
発達障害は避けられません。

結局、何がどう関連してそうなるのか、
神様にもわからないことだと思います。

わたしは発達障害の子を育てていますが、
なんでこうなったのか?
犯人探ししたところでさっぱりわかりません。

誰のせいでもないよな~
って思っています。

「Neuropharmacology」では
妊娠中のカフェイン摂取量にかかわらず
子どもの発達障害の可能性・・・を示唆されていますが、
まだまだ研究段階、
なにひとつはっきりくっきりクリアには
なっていないと思います。

なので
公的な各健康増進機関が発信している
内容に照準を合わせて

カフェインを含む嗜好品は、
常識を逸脱するような過剰摂取じゃなければ
妊娠中も適度に楽しんでもらって
いいんじゃないでしょうか。

ストレスいっぱいの妊娠中だからこそ
上手にカフェインとも付き合いながら
心身のバランスをコントロールしていくことが
赤ちゃんにとっても妊婦さんにとっても
一番健康的なんじゃないかと
個人的には思っています!

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