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2019.05.31

HISAKOのお産(第5子)後編

4人目のときと同じで
ほんまに臨月なん?というぐらい
アクティブに動いているのに

予定日を超えてもお産は始まりませんでした。

40wも後半に差し掛かると
だんだん
「わたしほんまに妊娠してるんかな?」
「一生このままなんちゃうかな?」

ようわからん思考が湧いてきます。


41w超えたある夜、
寝返りした瞬間に腰に激痛が!
あまりの痛みに飛び起きました。

このタイミングで人生初のギックリ腰!?
・・・なんで今なん〜
(;_;)


痛すぎて立てません。歩けません。


まっ先に頭をよぎったのは、

こんな状態でお産なんて絶対不可能!

ということでした。



とりあえず立ち上がってみる?
がんばってみたけど
、
ちょっと体を動かしただけでも激痛が走って

起き上がるどころの話じゃありません。

どうしよ、どうしよ・・・
落ち着けわたし。

次の瞬間、下半身に〝パツンっ!〟
という
鈍い感覚・・・



あーーーーーーー
破水したーーー
なんでーーーーーーーーーー(T_T)



陣痛はまだ来ていないけど、

破水したので産院に行かなくちゃいけません。


でも、腰が~!
どうするのー!

急性期のぎっくり腰の産婦のお産は
とったことありません。
どうやって、どういう態勢で産むんやろ?

グルグル考えながら這うようにして産院へ。

貞子のよう。これぞホラーや。

しかも夜中にひとり、タクシーで。
なんて孤独なんだ。


旦那には寝てる子どもたちを
見ててもらわないといけないので、
真夜中に
ひとりで出陣しました。



タクシーの微妙な揺れが腰に響く!

痛いよぉぉぉ~( i _ i )

「ギックリ腰でね、なのに
破水してね・・・」



かくかくしかじか、
タクシーのおっちゃんに
聞いてもらっていたら、

「破水したんか~そらたいへんや。
ほれ、これ使い!」

運転席から渡してくれたのは
小さな
ポケットティッシュでした(笑)

下半身ボトボトでバスタオル巻いてんねんけど〜


なんでティッシュやねん!
足りんわっ!

心の中でツッコミを入れながらも
おっちゃんの好意が嬉しくて
自然に笑顔になれました。
あれはネタやったんか?
それとも天然やったんか?
どっちやったんかな。



産院では、まず産婦が誰にも付き添われず1人で
入院してきたことにまずドン引きされ(笑)

再び、
かくかくしかじか、
内診台に上がって仰向けに寝るなんて
とてもじゃないけどできるはずがないことを
必死で訴えましたが、


かる~くあしらわれ(ひどい・・・)
あれよあれよと分娩室ではお産の準備が始まりました。

・・・いや、ですから。
人の話聞いてます?

破水はしてるけど陣痛まだ来てないし、
それ以前に深刻なのは
ぎっくり腰やから!



「無理やねんてー!
ギックリ腰やから触らんといてー!」

必死で訴えているのに



ハイハイハイ~と、
分娩台の上に乗せられ、
いきめと言われ。

「何度言わせる!陣痛は来てへんっ!
なんでいきまなあかんの!」




キレ気味に叫んでいたら、

なんだかわからないけど
オギャーって赤ちゃんの声が聞こえました(笑)

確実にギックリ腰だと思ったその痛みは

実は陣痛だったんですね~。
産んだ瞬間にピタリと痛みが消えたのには
本当にびっくりしました。

お産を介助する立場だったころ、

いわゆる『腰にくる陣痛』の産婦さんたちが

腰が痛い、腰が痛いって訴えていたけど、

ほんまに腰だけ痛いんやね。



てっきり、おなかも痛いけど、腰も痛い。

腰にくる陣痛とはそういうものやと思っていました。

知らんかった・・・。



5人目にして、新たな経験をさせてもらい、
助産師としても豊かになれたと思います。


お産はほんまに奥が深い。
5人産んだぐらいじゃ、
まだまだ偉そうに語れないと
思いました。

さて、目に飛び込んできた赤ちゃん。
ん?新生児?
んんん〜〜〜〜〜〜?????

なんということでしょう
4362g
もありました。


4人目の4252gを上回るビッグベビー、

昨年、わたしが打ち出した産院記録を
翌年に同じ人が更新するという・・・
なんともこっぱずかしい話です。

身長55cm、頭囲36cm
これは生後1ヶ月の赤ちゃんの大きさですが
わたし自身は陣痛に気づかないまま
あっという間にお産が終わってしまった感じです。



産後の分娩台の上で

医師がある提案してきました。

「僕、明日、手術日なんやけど、

もう産まないでしょ?
卵管くくっちゃう?」

子どもは5人、と思っていました。

5人産んだら助産師として復帰しようと。



ですが当時まだ30歳。


もう産まないかもしれないけど、
『卵管結紮=もう産めない身体になる』

出産直後にそんなこと提案されても
すぐ答えなんか出せませんが
「産まない」と「産めない」は違う、
なぜか抵抗したい気持ちが湧き上がってきました。

「あなたはもう産んじゃいけないよ」
そう言われている気がして
可能性を断つという選択肢が
なんだか無性に悲しいことのように思えて



とっさに

「人生何があるかわからんからくくりません!」


と答えたのでした。

その後、さらに6人も産むことになるなんてね。
ほんとに人生は何があるかわかりませんね〜。

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